トラックの視界を守るワイパーブレード!

まだまだ残暑が厳しい時期ではありますが、今年も夏が終わりを迎える9月となりました。例年台風が押し寄せ、豪雨とも呼ばれる雨が多い時期でもあります。特に九州、沖縄地方では災害レベルの雨量が観測される事も多くあります。その様な事態に備え、トラックでも豪雨対策をしていかなくてはいけませんね。今回はトラックの視界を守るワイパーブレードのお話しです!一言でワイパーブレードと言っても様々な仕様がありますので、時期に合わせて適正なワイパーブレードに交換する事をおすすすめします。

トラックのワイパーブレードって長い!

トラックのワイパーブレードはとても大きなフロントガラスの水滴を掃くために長いワイパーブレードが必要です。トラックでは400mmからなんと600mmを超える長さがあります。太さも6mmや8mmなど極太サイズ。こんなに長くて太くては交換するだけで一苦労しますね。

クラス別ではどのぐらいの長さ?

ところでトラックのワイパーブレードの長さってご存知ですか?小型2tクラスで430〜500mm。中型4tクラスはなんと650mmも!大型10tクラスで500〜550mmなどなど。しかしなぜ大型クラスより中型クラスの方が長いかわかりますか?普段交換している方ならわかるとおもいますが、大型クラスは1台につき3本ものワイパーブレードを使用しているのです。そのため中型クラスより若干短いワイパーブレードが3本も付いているのです。3本も交換するのではコストが掛かり大変ですよね。そんなワイパーブレードのコスト削減案を紹介します

ワイパーブレードのコスト削減とは

以前からワイパーブレードは金具ごとのAssyで交換するのでなく、ゴムだけを交換する事が主流となっています。きっと自動車部品商に「ワイパーください」と言えば金具付きのAssyか、ゴムだけか聞かれる事があると思います。皆さんはきっとコスパが高い数百円のゴムだけを注文するかと思います。

ゴムだけではダメです!!

しかしゴムだけを交換しても拭きムラやビビリは解消できません。ある程度ガラス面に圧力を掛けなくては理想の仕事ができません。ワイパーの構造を良く見てください。反っているのがわかると思います。この反りが重要で、使用するにつれて直線状態になり、圧力が掛からなくなりワイパーの機能が低下する事となります。そうなってしまっては急な大雨で視界が悪くなり重大な事故になるかも知れません。

実は冬には冬用のワイパーブレードがあります!

 

冬は雨だけでなく雪や氷、路面の泥が巻き上げられ、想像を超える汚れがガラスにつく事があります。そのため、普通のワイパーブレードでは拭ききれない事があります。そのため普通のワイパーブレードとは違った強固な冬用のワイパーブレードあります。冬用ワイパーブレードは頑丈な作りで、重い雪に耐えられる様に重心を低くしたり、ワイパーモーターの負担を軽減するよう軽量化が進んでいます。各メーカー撥水加工をしたり、ワイパーの拭き取り騒音軽減など、工夫を凝らした冬用のスノーブレードがたくさん発売されています。冬用スタッドレスタイヤを履き替えるのと同時にスノーブレードも交換してみてはいかがでしょうか。

ワイパーブレードを交換するなら金具付きAssyで!

ワイパーブレードを交換するならゴムだけでなく、金具付きAssyで交換をする事を推奨します。そして純正ではオプションとなる撥水加工をしているワイパーブレードでも、優良品なら低価格で購入できるのが嬉しいことです。撥水加工をしていれば視界スッキリ!安全に走行ができるので定期的の交換をする事をおすすめします。

「Truck parts Market」では、純正では高額なワイパーブレードをお求めやすい価格で販売をしています。安全走行のためにも雨が多い時期、これからの冬の時期には早めのワイパーブレードの交換をお願いしますね!