徹底解説！トラックの車検制度の基本

トラックを乗っていないとわからないトラックの車検制度を解説します！私たちの生活になくてはならないトラックは、大きな車体でたくさんの荷物を運搬する為とても厳しい検査が必要となります。トラックの車検制度について詳しく解説して行きます。

トラック車検にはさまざまな検査があります！

車検とは公道を走行する自動車（ここではトラック）が、国が定める保安基準に適合しているかどうかを検査する「自動車検査」の事です。これを一般的に「車検」と呼ばれています。車検には大きく分けて「新規検査（新車・中古車）」「継続検査」「構造変更検査」の3種類があります。

新規車検とは？

分かりやすく説明すると、「新規検査」とは新車すなわち一度もナンバープレートを受けたことのない自動車を購入など新たに使用するときに受ける検査の事です。新車を購入した時は「新規検査」を受けた状態で納車となります。まず検査を受け忘れる事はありませんね。

継続検査って？

続いて「継続検査」とは自動車検査証の有効期間が満了した後も引き続き愛車を使用するときに受ける検査です。この継続検査を一般的に「車検」と呼んでいます。検査の受け忘れなど注意が必要な検査。私たちにとって一番関わりの多い検査となります。

構造変更検査？？

そしてあまり馴染みのない「構造変更検査」とは、自動車の長さ・幅・高さ・最大積載量・乗車定員・車体の形状などを変更したことによって、構造変更した自動車が保安基準に適合しているかどうかを調べる検査のことです。

自動車車検でもこれだけの検査があるんですよ！ぜひ覚えておいてくださいね。

わかりにくい車検制度、これだけ抑えておけば大丈夫！！

自動車の車検制度は複雑で分りづらいところがありますよね。車検の期間や必要な最低限のコストなど、トラックを所持するならしっかりと把握し安心して乗り続けるためにも車検制度をしっかり覚えておきましょう！

トラック車検って何年毎に受けるのだろう・・・普通乗用車とは違うの？

トラックは普通乗用車と違った車検期間となります。ここでは車検更新期間を間違えないために分かりやすく説明します！新車購入時や中古車購入時など、車検期間はさまざまです。他の自動車と比較して覚えておきましょう。

車検の費用ってどれぐらい？

車検の費用って分かりづらいと思う人はたくさんいますよね。税金なのか、整備費用なのか不透明なコストがありすぎて分りづらい！車検時に必要となる税金などを詳しく説明します。

車検には大きく分けて、法定費用と点検・整備費用という2種類の費用あります。分けて詳しく解説しましょう。

法定費用（必要費用）

法定費用とは、申請手数料、自動車重量税、自賠責保険料の3つ費用を指します。法定費用はどんな方法で車検を受けても必ず同額の費用がかかります。申請手数料は、登録申請手数料が新規登録で700円、移転登録は500円、変更登録と抹消登録は350円かかります。

自動車重量税は自家用か事業用、2年か1年、車両総重量が何トンかによって、2,800円～18万2,700円まで大きく幅があります。例を挙げると、事業用トラックで1年事業用、エコカー減税適用なしの場合、2トン車なら5,200円です。4トン車なら1万400円、10トン車なら2万6,000円です。非常にややこしい費用なのでまた表にして詳しく解説しますね！

点検・整備費用

点検・整備費用はトラックデェーラーや整備工場など、どこで受けるかによって相場が違ってきます。おおよその費用ですが、2トン車なら3~5万円前後、4トン車なら5~7万円前後、10トン車なら10~13万円前後が目安です。

トラックの点検・車検費用は費用をかけなくても車検は通る事もあります。しかし、トラック輸送と言うのは安全第一！もしもの事があってからではいけないのです。しっかり整備士の診断にしたがって適正な点検。整備を行ってくださいね。

【リンク】車検時のコスト解説！

車検整備は大事ですよ！！

安心して愛車を乗り続けるために、車検時の整備はしっかり行なってください。

車検整備は次の車検までに安心して乗り続けるために整備を行います。ここでコスト削減のために軽整備で済ますと後々の故障リスクが高くなります。路上故障でのレッカー代や小さな部品だけで済んだ整備がエンジン不良で莫大なコストがかかる場合もあります！そうならない為に、車検整備はしっかり行いましょう！

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